2006年04月04日

情報はカネで買うものもらうもの タダより高いものはなきかな

 僕の好きなサイト「ストレイ・ドッグ」の山岡さんがついにブログを有料化されることを決定したようです。
該当ページ

 二階堂ドットコムでも話題になっていましたが,やはり既存の新聞やテレビをはじめとした大手マスコミの報道姿勢から疑問符が取れない以上,そろそろ我々も考えを改めて,余分なお金を払ってでも有用な情報を得るという行動に出なければならない,そんな時代がやって来たのだなあと感じています。大手マスコミの限界については僕のこのブログでもしょっちゅう書いてきていますとおり,多額の広告主の顔色を慮った記事や特集に偏り,官邸からの圧力に容易に屈し,中国からの内政干渉には過敏に反応するくせにアメリカからの年次改革要望書などを無視するなどというポチぶりが目に余るので,僕も本格的に本物の情報にお金を投じていこうと思うようになってきました。

 幸い,僕は書籍にだったらいくらでもお金を投資しても後悔しない人間ですから,1年間の購読料がわずか9,000円ですむのであれば喜んで投資します。思えば,そのように考えて一昨年ごろから「これは!」と思うものにどんどん情報料を投じてきました。例えば,

  • 副島隆彦の学問道場(→サイト
  • 日垣隆「ガッキィファイター」(→サイト
  • 日刊ベリタ(→サイト
  • J−CIA(旧nikaidou.com →サイト
など。

 まだ無料で読めるけど,有料になっても読むだろうなあというサイトで代表的なものは,

  • 株式日記と経済展望(→サイト
  • 小泉の波立ち(→サイト
  • 田中宇の国際ニュース解説(→サイト
  • 経済コラムマガジン(→サイト
  • 国際戦略コラム(→サイト
  • 宮崎正弘の国際ニュース・早読み(→サイト
など。

 もちろん,これらのサイトに書かれてある事が全て正しいとは思っていませんが,クオリティの高さでは新聞を追い抜いているところばかりですし,遠慮のない歯に衣着せない論評が読めるので,新聞のように何が言いたいのかさっぱり見えてこない報道とは違った分析が参考になって実に有益です。僕は今まで約2年間,これらのサイトをくまなく毎日読み続けて来たおかげか,随分と知識の幅や柔軟性が身に付いたなあと思っています。無料で読ませていただいたサイト管理人の方々に感謝感謝です。

 これからも「これは!」と思うサイトにはお金を支払ってまでも情報を求めるつもりです。有益でなければ読者も減るだろうし評判も落ちるだろうから,有料サイトの管理をする人達はかなり真剣にならざるをえず,ますます洗練された情報提供が期待できるだろうと思います。政府のプロパガンダしかできない大手マスコミの言論だけを信じて一億総玉砕,総懺悔なんていう歴史を繰り返したくありませんので,僕は例え有料であってもコストに見合った効用が得られるのであれば惜しみなく投資を続けるでしょう。やはり良い情報は無料で簡単には手に入りにくいですから。
posted by 時をかける僧侶 at 23:18| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報収集・サイト紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月28日

大阪はそらもうあんたあれやがな 笑いしかないでいやもうほんま

 今日は手抜き。隣の県,大阪に関する話題を。

(Jan/13/06 asahi.comより引用開始)
【大阪市の負債7兆1928億円 外郭団体との連結決算】
 大阪市は13日,主な外郭68団体を含んだ「連結バランスシート」を初めて発表した。04年度末時点で土地や建物など12兆8460億円の資産を持つ一方,7兆1928億円の負債を抱える。市本体の負債は約3兆円だが,多額の借金を抱える地下鉄事業や第三セクターを加味したため負債が大幅に膨らんだ。
 昨年9月に国が示した手法に従い,地下鉄などの公営事業会計,土地開発公社など3公社,出資比率50%以上の財団法人,出資比率25%以上の第三セクターなどを連結の対象とした。最近破綻(はたん)した主な三セク5社のうち,出資比率20%の大阪シティドーム社は対象外。市のバランスシートと各団体の決算書の金額を単純合計し,団体間の出資や貸し借りを相殺して純計を示した。
 固定資産は,市本体が6兆8051億円▽公営事業が4兆3684億円▽外郭団体が7160億円。ほかに出資金や現金などが9553億円あった。負債は市本体が3兆1147億円。公営事業を含むと6兆4661億円,外郭団体まで含むと7兆1928億円。
(引用終了)

 国の財政がまともでない現在,地方公共団体のバランスシートが健全であるはずもなく,大阪なんかはとくにオリンピック誘致の失敗だとか,アンダーグラウンドがらみの不良債権だとかネタだらけですから,誰が市長を勤めてもうまいこといかんでしょう。考えれば考えるほど泥沼にはまりそうです。
 もうこんな小難しい話は抜きにして,大阪が世界に誇れる唯一の芸能「お笑い」で,しんどい人生を乗り越えましょう!

 というわけで,ちくっと笑いの効いた大阪サイトへLet's Go!
大阪民国ダメポツアー
posted by 時をかける僧侶 at 23:15| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報収集・サイト紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月12日

情報収集論をちょっとまじめに語ろう

 横のリンクでも紹介している「クラブ9」というサイトがあります。
 この人が書いた相場見通しはけっこう当たるし,書いていることは一番筋が通っていてわかりやすいし説得力があります。毎週月曜日に更新されているようなので,経済通になりたい方はのぞいてみることをお勧めします。
 ちなみに最新号は,→ 【2006年の相場を読む(その一)株式続伸、国債急落、円反騰】(Dec/12/05 )

 今日はこのような秀逸なサイトに出会って勉強させてもらえるという好運に感謝するという意味で,僕の情報収集についての話をちょこっと語ろう。ちょこっとと書くのは別にもったいぶっているからではなくて,語り出すとうるさくて長くなるからです。ま,そんなに堅い話はしないし,長くもならないと思うので気楽に。

 このブログの最初のエントリでも書いたのですが,最近は大手メディアが日々起こってくる問題の本質を避けて(故意なのか無知なのかは話題による)国民を欺こうという姿勢がやけに目立ちます。特に最近の報道でひどいのが「米軍再編・安保問題」「米国産牛肉輸入解禁」「道路財源の一般財源化」「年次改革要望書」「耐震偽造設計」「郵政民営化」など。これらの本質についてきっちりと説明している大手のメディアは一つもありません。大体の論調が「小泉大明神がワンフレーズ託宣を述べられた。ご託宣に逆らう者は抵抗勢力だ。我々メディアは真っ先に大明神をあがめ奉るので,愚民どもも自分達に習って”ミンエイカカイカク”という呪文を唱えて大明神をあがめたまえ。」っていうもので,時間のない忙しいサラリーマンは新聞のこういう論調を頭からたたき込まれ続けて,いつしか自分が洗脳されていることにも気付かないまま,そして自分が勝ち組にいるという幻想を抱いたまま小泉マンセーを叫ぶわけです。しかも隣のチョーセン国を笑いながらね。

 僕も世の中の酸いも甘いも知らない新入社員で日経新聞を読むのが常識だと思い込んでいた銀行員時代は同じような感覚でした。忙しいということが理由というか言い訳として都合が良くて,そんな忙しいサラリーマンにウソを教えて本質からそらそうとするような人間は悪だと,「騙す方が悪い」と考える青二才でした。でも,銀行員を続けてはっきりわかったことがありました。「騙される方も同じぐらい悪い」。

 要するに,情報を得ようと思って時間をかけてじっくり調べれば決して騙されようのない話題なのに,そういう面倒なことがきらいな人たち(以前の僕も含む)は言葉巧みな言動につられて見事に騙されるわけです。あとから検証したり事件が起こってみて初めて「騙された」とわかる,典型的な情報オンチ。調べれば知識も増えるし,騙そうとした相手のレベルとかねらいも分かるし,いいことずくめなのに面倒でやらない。それで人のせいにして騒いで・・・それなのに一つも自分は成長しない。幸い僕はこれではいかんと目覚めたのでした。

 情報ソースに偏りがあるという事実。これこそが僕の目覚めの契機でした。なぜこんな簡単なことに気付かなかったんだろうと思いました。皆が読んでいるから,常識だから,売れているから・・・そんな理由でメディアを選んで記事を読んでたら,そりゃ偏りますわな。人の行く裏に道あり花の山ってのは相場の有名な格言ですが,本質をいち早くつかむ人は多数派にはなびきませんね。一定割合の人たちが同じ方向を見出したときに変化は訪れるのでしょう。僕は幸いこの事実に気付くことができた。そして次のステップに進むことができました。

 大手メディアが国民の目を本質からそらそうとしているねらいは何か?株式会社で広告収入に頼っている彼らをおびやかしている存在,要するにメディアにそういうことをさせている人たちは誰か?なぜそれが必要なのか?本やインターネット,雑誌,友人など様々な手段を通じて得た情報を自分の頭で分析して,ある仮説をたて,その仮説が正しいのかどうか矛盾点を一つ一つつぶしていくわけです。新たな矛盾点にぶつかるときもありましたし,全く反対の意見が妙に筋が通っていて自分の軸が揺らぐという経験も何度もしました。未熟な未熟な書生論ぶった世間知らずでした。そういう数々の経験をこなして自分の頭を徹底的に駆動させてみて,情報の目利き(メディアリテラシー)になっていくわけですね。面倒ですけど僕もこの1年はそれをずっと続けてきました。結果的に自分が考えていた仮説は正しかったこともあったし間違っていたこともあった。でも大事なことは「自分で考えた」ことであって,失敗の中からも学べたので大きく成長できたなあと思っています。

 何でもかんでも疑えとか,いつも少数派でないといけないとか,もちろんそういうことではありませんよ。「このニューズは僕の仮説に組み込んだら筋が通るかな?」というアンカーをわずかゼロコンマ何秒という期間に脳みそに打ち込むわけです。そこで電流が流れてひっかかりがあったら,その時点でじっくり考えることになります。こんなことの繰り返しです。

 ゼロコンマ何秒ってのもちゃんと伏線があります。実際にはそんな神業的なことは不可能ですが,情報ってのは質のいいものを自分で選び取らないと,すぐに無駄に多くの情報に埋もれてしまうことになりますから,効率良くかつ大量に情報に向き合って自分の磨き上げたリテラシーに照らして判断していくわけですね。僕も限られた時間を情報収集にあてるのですが,サイトを回ったりRSSリーダで一気に読み込んだりスクラップしたりと,本当に効率良くこなさないとすぐに時間がたってしまいます。スクラップしても結局はその情報をアウトプットする時期を逃してしまったとか,さらにわかりやすい説明をしているサイトがあったとかで無駄になってしまうことも多いのですが,何もやらずにいきなり金山を掘り当てるなんてことは奇蹟に近い確率でしょうから,やはりコツコツと毎日時間をかけてやるしかない。作業を効率化するために最新の機械を買うこともあるし,ソフトで解決することもある。限られた時間を最大限に使って収集するわけです。

 そして集めるだけではなく,自分の仮説を誰かに発表します。僕の場合はこのブログだとか,家族とご飯食べているときに発表してアウトプットを自分の中で義務づけるのです。これは絶対に大事なことで,集めた情報が生きるかどうかってのはアウトプットがあるかないか,上手か下手かにかかってきますから。人間はアウトプットすることで成長できるのです。日ごろから説教ばかりしている坊主が言うのだから間違いない。考えてても言葉にしないと伝わらないし,せっかく口がついているんだから使ってあげないともったいないってことです。

 アウトプットするために情報を収集するんだというのは日垣隆氏とか斎藤孝氏がよくおっしゃってます。構成力を磨こうと思えばアウトプットするより他にありませんし,コメント力ってのはまさにアウトプットそのものですし。大多数の人に影響を与えるメディアに騙されないためにも独自のアウトプットを温めて,メディアが展開する議論と比べてみるのは非常に勉強になります。これからもこの手法を続けるつもりです。慣れれば面白いし,自分の話題のレパートリーが増えてウケもいいですよ。

 長くならないといいながらけっこう書いてきたなあ。反省。最後にもう一度一番言いたかったことをつづって終わります。
 大事なことは「自分でやる」こと。いくら忙しくても自分でやらないと目は育たないでしょう。Yahooのトップページの記事のように,第三者の主観が入ってるのにもかかわらず,何だかオーソライズされてしまっている感がある情報の集められ方は,便利なのですが何も自分の知性を磨く術にならないですね。今風に言えば個性がない。自分で苦労していろいろと読み込んでみるという面倒な工程を踏んでこそ,真実を見極める目が育つんだろうと思います。と,いちびってエラそうなことを書いてさっさと寝ることにいたします。
posted by 時をかける僧侶 at 23:23| Comment(0) | TrackBack(1) | 情報収集・サイト紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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