2006年07月07日

騙されているフリをしながら生きていく

 今日立ち読みした『サンデー毎日』で佐高信がおもしろいこと書いてました。”福井総裁は甘い甘い内規には違反していないが,明らかに「外規」に違反している。”(立ち読みなので文そのものはうろ覚えです)。

 大手メディアはすでに福井総裁問題には触れず,北朝鮮問題ばっかりを向いていますが(当然と言えば当然ですが)週刊誌レベルではどんどん新情報が出てきているようです。福井総裁専用の匿名組合を仲介していたとか,約款に「キャピタルゲインの獲得を目指す」と書いていたとか(利殖目的だったということ),宮内がゴニョゴニョとか。どこまで本当なのかはわからないにしても,大手メディアはホント何やってんだろうっていうぐらい活発な書き振りです。

 ま,僕も専門的な話になればわかりませんので,これ以上は語る事は控えますけど,やっぱりマスコミがしっかりしないと,国民は騙されたまんま,いつのまにか敗戦を迎えて玉音放送を聞くハメになりますね。北朝鮮のミサイル問題はもちろん脅威ですけど,ではイスラエルがガザに侵攻した話は日本人の何人が気にしていることですかね。あっちは実際に22人だか死者が出てるんだからもっと注目されてもいいと思いますけど。パレスチナ紛争が日常化してしまったっていうのは怖い事です。イスラエルの方は完成された核兵器をもってるんですよ。ハワイを狙ったが日本海に落ちたっていう精度の北朝鮮爆弾とは違うんです。

 今の小泉政権は問題が起きたら必ず別の大きな問題が出て注目がそっちに移っていく事で巨悪が助かるっていう構図が続いています。国を愛するがゆえに僕もベラベラと批判をするわけですけど,為政者にとっての愛国という概念とは違ったものなんでしょう。北九州で餓死者が出るぐらいの経済格差が発生しているというのにねえ。日銀総裁のポストを守ることの方が大事だという国家をどうやって愛せというのでしょうか。

 ま,こればっかりは世界的な大きな大きな話の中での一場面にすぎないのですから,僕ごときがピーチクパーチク言ったところで変わらないのも仕方がない。大きな大きな現代社会の枠組みの中で現実的に暮らしていくには,やっぱりどこかで妥協を強いられるだろうし,正直なだけでは生きていけないわけだから,せめて騙されたふりをしながら危機を回避していく方策をとっていくしかありません。このブログではそういう観点でいろいろ考察してきたつもりですが,これからもそうしていくつもりです。

 ちなみに僕がこういう考えになったのは,原田武夫氏の影響が強いです。値段は張りますが,隔週で貴重な情報が得られる情報誌(って言ってもCD)を聞いていると,だいたいマーケットの動きが彼が読んだとおりに動いていることでも確認できます。やっぱり精度の高い有効な情報はもっているだけでも違いますねえ。
※6月末から7月にかけては地銀が株価を下支えするから,225銘柄は短期撤退を条件にロングしてみるのも良いっていう情報でした。
原田武夫通信

 ま,僕は資産家ではないので実際にトレードしているわけではないですけど,最近の大学機関の補助金不正申請だとかセクハラだとか論文捏造だとかのスキャンダルがいっぺんに出てきたところを見ると,『年次改革要望書』どおり,教育機関の規制緩和が促されて株価が一気に下げられて,どこかのファンドが適当なところで一転して買い漁るっていう,今までと同じパターンが見られることになるんでしょうねえ。原田氏の予測が当たればっていう条件付きですけど。

 情報が少ない人はこれらのスキャンダルがどういう意味をもつのか,わからないでしょうね(もちろんこの見方が正しいとは言いきれませんけど^^)。むしりとられるだけの「ワーカー国家」の構成員ですから,仕方ないか。
posted by 時をかける僧侶 at 21:23| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事問題あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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